シンポジウム1

OFFICIAL SYMPOSIUM

あらためて「自律型キャリア形成」にむけて、私たちができること

キャリア関連学会の連携と展望

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キャリア関連学会の連携と展望

あらためて「自律型キャリア形成」にむけて、私たちができること

 「自律型キャリア形成」の必要性が言われだしてからすでに20年以上が経ち、「メンバーシップ型」「ジョブ型」の議論も再燃していますが、そもそも日本の実情に合った、「キャリア」の形成とはどうあるべきなのか、日本において有効なキャリア理論はどんなものなのか。当学会改名から最初の大会である今回のシンポでは、キャリア系3学会の会長と行政のリーダーがあらためて議論し、今後の展望を描けたらと考えています。
 日本でキャリアカウンセリングやキャリアコンサルタントの仕組みを立ち上げた功労者である、亡き木村周先生への追悼の意味も込めています。

シンポジスト

國分 一行(こくぶん・かずゆき)
厚生労働省・人材開発統括官付キャリア形成支援室長
 1993 年4月 旧労働省入省。2021年7月から現職(キャリアコンサルティングやジョブ・カード制度などの企画立案・制度運用を担当)。キャリア形成支援に関しては 2006 年4月~2008 年3月にも担当。これまで厚生労働省で、ハローワークサービスの推進、職業訓練受講者の支援、若年者・新規学卒者の就職支援等の業務を経験。その他、在韓国日本大使館や、秋田労働局、広島労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構でも勤務

下村 英雄(しもむら・ひでお)
日本キャリア教育学会会長、労働政策研究・研修機構キャリア支援部門副統括研究員、筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了、博士(心理学)
 主著に『社会正義のキャリア支援-個人の支援から個を取り巻く社会に広がる支援へ』(図書文化社)、『成人キャリア発達とキャリアガイダンス:成人キャリア・コンサルティングの理論的・実践的・政策的基盤』労働政策研究・研修機構(平成26年度労働関係図書優秀賞)、『キャリア・コンストラクション ワークブック:不確かな時代を生き抜くためのキャリア心理学』(金子書房)、『ヘルピング・スキル第2版-探求・洞察・行動のためのこころの援助法』(金子書房)など。産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士

玄田 有史(げんだ・ゆうじ)
日本キャリアデザイン学会理事長・会長
 1964年島根県生まれ。東京大学大学院経済学研究科退学。学習院大学経済学部教授等を経て、2007年より東京大学社会科学研究所教授。経済学博士。専門は労働経済学。著書に『仕事のなかの曖昧な不安』(サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞)、『ジョブ・クリエイション』、『14歳からの仕事道』、『働く過剰』、『希望のつくり方』、『雇用は契約』等。共著に『ニート』、編著に『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』等。今年度より、日本キャリアデザイン学会理事長・会長

司会

廣川 進(ひろかわ・すすむ)
日本キャリア・カウンセリング学会会長、法政大学キャリアデザイン学部教授、大正大学大学院博士課程(臨床心理学専攻)修了(文学博士)
 著書に『失業のキャリアカウンセリング』(金剛出版)、『成人発達臨床心理学 個と関係性からライフサイクルを観る』共著(ナカニシヤ出版)、『統合的心理臨床入門』(共編著)ミネルヴァ書房など。
 公認心理師、臨床心理士、シニア産業カウンセラー、2級キャリア・コンサルティング技能士、日本産業ストレス学会理事

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