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企業領域連携強化委員会
2024-11-24 14:15-15:45

SCD(セルフ・キャリアドック)導入の壁とその乗り越え方

2024年9月14日更新
パネリスト岩田 敏オフィス☆ポラリス代表
中村 彰秀株式会社JTBグループ本社 人財開発チーム シニアコンサルタント
企画・進行高橋 浩ユースキャリア研究所代表

2016年以降、厚生労働省が職業能力開発促進法をベースに企業を中心に導入推進が進められている「セルフ・キャリアドック」は、徐々に導入企業数が伸び始めている。比較的に円滑に導入を進めている企業がある一方で、なかなか関係者の理解が得られず導入に壁を感じている企業が多いことも事実である。このような実態に対して、セルフ・キャリアドック普及の第一人者として活躍されている高橋浩先生をはじめ本委員会メンバーは、導入の成功要因と阻害要因を明らかにするプロジェクトを進めている。発足後約半年間の取組みから見えてきた「SCD導入の要因研究」を踏まえて、委員と皆さんとで導入の壁の乗り越え方について意見交換を行っていく。

パネリスト

岩田敏

岩田 敏(いわた・さとし)
オフィス☆ポラリス代表 2級キャリアコンサルティング技能士、
産業カウンセラー、2級ファイナンシャルプランニング技能士
69歳神戸生まれ
富士フイルムに42年間勤務。その大部分を写真の営業に従事し、最後は写真プリント工場の社長を勤める。人事出身ではないキャリアコンサルタント。
58歳からキャリアコンサルティングを学び始め、多くの人たちとの交流を通じて定年後は人の役に立つ仕事をしたいと考え始める。2019年64歳で退職し「働く人の元気を応援する」をモットーにフリーのキャリアコンサルタント・研修講師として独立。
現在、東京キャリア形成・リスキリング支援センターなど企業領域で活動中。また働きがいと成長支援協会でセルフ・キャリアドックの普及に注力している。

中村彰秀

中村 彰秀(なかむら・あきひで)
(株)JTB グループ本社 人財開発チーム シニアコンサルタント、
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 採択審査委員、
国家資格キャリアコンサルタント、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP認定)
大卒後、株式会社日本交通公社(現JTB)に入社し、法人営業、営業本部を経て、海外旅行部門にて方面部長、販売促進部長、CSR部長を歴任。2017年からグループ本社 人財開発担当部長(企画統括)となり、人財開発基本方針を策定。社員の能力開発・キャリア開発・組織風土改革を担当。2022年に定年にて退職。継続雇用で引き続き人財開発を担当。
厚生労働省グッドキャリア企業アワード2020 大賞受賞
第17回 eラーニングアワード キャリアアップ教育特別部門賞受賞
第20回 eラーニングアワード 自律型人材育成特別部門賞受賞

企画・進行

高橋浩

高橋 浩(たかはし・ひろし)
ユースキャリア研究所 代表 博士(心理学)キャリアコンサルタント 公認心理師。法政大学大学院/目白大学大学院/立正大学 講師。日本キャリア開発協会 理事 1965 年青森県生まれ。
弘前大学教育学部卒業後、NEC グループの半導体設計会社に勤務。エンジニア、品質管理、経営企画、キャリアアドバイザーに従事。2011 年退職。並行して、1996年から心理学やカウンセリングを学習、2001 年CDA、2012 年博士号を取得、同年、研究所を開設。現在、個人と組織の適合するためのキャリア支援の実践と研究を行っている。著書『セルフ・キャリアドック入門』、『社会人のための産業・組織心理学』、他多数。