企業領域連携強化委員会

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企業領域連携強化委員会
2024-11-23 13:15-14:45

組織における「マイノリティ支援」とキャリアコンサルタントの役割

2024年8月28日更新
パネリスト廣田 純子Office Citrus代表、一般社団法人がんと働く応援団 理事
中野 愛子一般社団法人オトナ思春期をデザインするプロジェクト理事
桜井 伸子株式会社ブリヂストン健康経営推進課主幹 兼カウンセリング室長
企画&進行長久保 逸郎当学会理事 兼 企業領域連携強化委員長

日本語で「マイノリティ」という場合、ほとんどは「社会的少数者」のことをさしますが、単純な「少数派」という意味ではなく、様々な視点から見たときの「社会的少数派」で、そのことにより差別や偏見などを受けやすい人・集団のことを「マイノリティ」と呼びます。あなたの所属する組織・コミュニティの中にも、マイノリティの方は必ず存在します。ここでは「マイノリティ」をテーマに、企業内における具体例や対象者が抱えている問題、望ましい関わりや支援、組織への働きかけについて、登壇者を中心に参加者の皆様とも情報・意見交換することで、キャリアコンサルタントの視点があるからこそできる具体的支援を一緒に考えたいと思います。

パネリスト

廣田純子

廣田 純子(ひろた・じゅんこ)
Office Citrus代表、一般社団法人がんと働く応援団 理事、1級キャリアコンサルティング技能士、産業カウンセラー 、 両立支援コーディネーター 、健康経営アドバイザー 、 アスリートキャリアコーディネーター 、障害者職業生活相談員。
複数企業で人事総務職、管理職として多様な人、組織を支援してきた。自身のがん治療やひとり親での子育てと仕事の両立の経験から課題感を持ち、キャリアコンサルタント資格を取得。
現在はキャリアコンサルタントとして、一般社団法人の理事として、多様な人がイキイキと活躍できる社会へ向けて、「働く、生きる」の支援を続けている。

中野 愛子(なかの・あいこ)
一般社団法人オトナ思春期をデザインするプロジェクト理事。2級キャリアコンサルティング技能士、EAPメンタルヘルスカウンセラー(EMCA認定)、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種、心理的安全性認定ファシリテーター、 Points of You®認定 エキスパート。
マーケティング支援企業にて、営業、マネジメントなどを経験するも「中年の危機」をきっかけに、キャリアコンサルタント資格を取得し人事職にキャリアチェンジ。マネージャーを務めつつ、体調不良者の復職支援、労務対応、キャリア相談等で、個人と組織、両面のサポートを行ってきたが、50歳を機に退職。自分純度を高めても生きられるか実験すべくキャリアブレイク中。

桜井 伸子(さくらい・のぶこ)
株式会社ブリヂストン 健康経営推進課主幹 兼 カウンセリング室長
公認心理師、精神保健福祉士、2級キャリアコンサルティング技能士、
障害者職業生活相談員、両立支援コーディネーター、産業カウンセラー、第1種衛生管理者。
2007年より同社 経営企画部門にてコンプライアンス推進を担当。
その後、人事部門においてダイバーシティ推進課長として多様なメンバーと協力し、女性活躍 ・LGBTQ支援・育児介護制度・障がい者雇用等を推進。2016年からはカウンセリング室長を兼務、2020年より現職。
一貫して社内外のあらゆる階層の相談に応対。対応した件数は1000件を上回る。

企画・進行

長久保逸郎

長久保 逸郎(ながくぼ・いつろう)
日本キャリア・カウンセリング学会理事/企業連携強化委員長、NPO法人ソサエティ・オブ・キャリアコンサルテント理事、2級キャリアコンサルティング技能士、EMCA認定EAPメンタルヘルスカウンセラー、メンタルヘルスマネジメント検定I種、高障求支援機構企業在籍型障がい者ジョブコーチ
大卒後、国際物流企業で海外駐在含む営業部門、総務企画部門を経て人事部にて産業保健領域休職者復職者支援、障がい者雇用促進定着支援を担当。2021年に定年退職後、同社にて再雇用契約で継続勤務(障害者雇用担当)する傍ら当学会運営やNPO法人運営に関わる。