委員会企画4[新定義委]

> 今、考える「キャリア・カウンセリング」とは
委員会企画4[新定義委]
2025-11-23 10:00-11:30

今、考える「キャリア・カウンセリング」とは

2025-07-27更新

日本産業カウンセリング学会から日本キャリア・カウンセリング学会へ改名し4年。本学会では新定義委員会を立ち上げて、「キャリア・カウンセリング」の定義を新たに検討してまいります。そのスタートとして、「キャリア・カウンセリング」とは何かを、参加者の皆様含めて考えるシンポジウムを企画いたしました。
このシンポジウムでは、3名のシンポジストから話題提供をして、リアルタイムで会場の参加者の皆様からご意見を投稿いただき、会場全体で「キャリア・カウンセリング」を考えます。いただいたご意見は、今後の委員会で「キャリア・カウンセリング」の定義に活用してまいります。経歴、立場、活動領域を超えて、社会インフラとしての指針となるべく「キャリア・カウンセリング」に向けて、皆様の声を発信ください。

シンポジスト

松本桂樹

松本 桂樹(まつもと・けいき)
株式会社ジャパンEAPシステムズ 取締役
東京学芸大学大学院修了後、精神科クリニックに入職。心理職として勤務する傍ら、日本初のEAP専門機関であるジャパンEAPシステムズの立ち上げを担い、相談室長、事業本部長、代表取締役社長を歴任。現在は取締役兼ビジョン・クラフティング研究所所長として主に人材育成支援に携わっている。臨床心理士、1級キャリアコンサルティング技能士、精神保健福祉士、公認心理師、健康経営エキスパートアドバイザーの資格を有し、厚生労働省「こころの耳」相談業務検討委員会委員長、産業領域SVネットワーク登録スーパーバイザー。著書に「部下が病気にならない上司の技術」(WAVE出版)など多数。

原恵子

原 恵子(はら・けいこ)
埼玉学園大学人間学部心理学科 教授
筑波大学人間総合科学研究科修了,博士(カウンセリング科学)。キャリアコンサルタント,公認心理師,1級キャリアコンサルティング技能士。ベネッセコーポレーション・同グループ人材派遣会社にて従事後,筑波大学人間系研究員・准教授等を経て現職。専門領域はキャリア心理学,産業・組織心理学。筑波大学働く人への心理支援開発研究センター客員研究員,日本女子大学非常勤講師,日本キャリア・カウンセリング学会(前副会長),産業・組織心理学会(理事),日本公認心理師協会,日本心理学会等。主な著書は,「働くひとの生涯発達心理学-M-GTAを通したキャリア研究-(晃洋書房)(1~3巻)」(共著)。

宮地多佳

宮地 多佳(みやち・たか)
未知シルベ キャリアコンサルタント
GCDF-Japanキャリアカウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント、2級キャリアコンサルティング技能士。大学卒業後、国際物流会社へ入社。社長秘書、総務業務を経験後、人材サービス業界へ転職。企業の採用支援や転職者相談に従事。2017年より、フリーランスのキャリアコンサルタントとして活動中。現在は、大学・高校のキャリア支援・キャリア教育、中小企業の新卒定着支援、職業訓練校のキャリアカウンセリング、中高生対象の福祉分野の面談等に携わっている。10代~70代を対象に、年間約500件の面談を実施。

司会

星野宏

星野 宏(ほしの・ひろし)
キャリアサポートオフィスprocess代表
教授システム学修士、1級キャリアコンサルティング技能士、公認心理師。
メーカーでの生産管理・物流管理を経て人事に転職.2012年に独立後は、教育機関や産業労働分野で活動.現在は、高等学校での専属キャリアコンサルタントや、大学でのキャリア系科目非常勤講師、法人や自治体と協働した地域課題解決に取り組む教育プログラムの企画・運営等に携わっている.また、大学院で教授システム学を専攻し、キャリアコンサルタントの自己リフレクションに関する研究にも取り組んでいる.2025年6月より、本学会の新定義委員会委員長を務めている.