委員会企画 [企業委ミドルシニア]

> 行動していますか?~楠木新先生と考えるキャリア・カウンセラー自身のキャリア自律~
委員会企画 [企業委ミドルシニア]
2025-11-22 16:45-18:15

行動していますか?~楠木新先生と考えるキャリア・カウンセラー自身のキャリア自律~

2025-11-09更新

ベストセラー『定年後』等多数の著書で知られる楠木新先生をゼミ主宰にお迎えし、どのような『もう一人の自分』を作り、これからも長く続く人生をいかに活き活きと過ごすか…を半年間に亘って対話しながら考える楠木新ゼミ。企業領域連携強化委員会主催でこれまで3期開催、当学会会員を中心に既に30名近くの卒業生を輩出しました。そこから浮かび上がってきたテーマのひとつが、「定年後も活き活きとしている人たちの共通点は皆『行動』していること、では、ミドルシニアが活き活きと生きていけるように支援する我々キャリア・カウンセラー自身は『行動』しているだろうか?」ということでした。
今回の第30回記念大会委員会企画では、楠木先生と第1期から第3期までのゼミ卒業生から三人の方をお招きし、「キャリア・カウンセラー自身の『キャリア自律』」をテーマに語り合っていただきます。楠木ゼミ実開催さながらのライブ感を是非ともお楽しみください。

ゼミ主宰

楠木新

楠木 新(くすのき・あらた)
楠木ライフ&キャリア研究所 代表
1954年神戸市生まれ。1979年京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事労務関係を中心に支社長などを経験。50歳から勤務と並行して取材・執筆に取り組む。2007年大阪府立大学大学院卒業(経営学)。2015年3月に定年退職。2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授(経営学)を務める。現在は、著述家として活動。
25万部超のベストセラーになった『定年後』をはじめ『左遷論』『定年後のお金』『転身力』(以上、中公新書)、『人事部は見ている。』(日経プレミア)、など著書多数。現在、地元神戸の落語の定席・喜楽館HPに『私が落語家になったワケ』を連載中。2024年R-1グランプリ一回戦敗退。

楠木新ゼミ 卒業生

杉山輝美

杉山 輝美(すぎやま・てるみ)
楠木新ゼミ第1期卒業生
日本キャリア・カウンセリング学会企業領域連携強化委員、国家資格キャリアコンサルタント、2級キャリアコンサルティング技能士、JREA®認定 レジリエンストレーナー。
ファッション業界へ入社し、営業部門と人事部門で30年にわたり従事。2021年にキャリアコンサルタント資格を取得し、企業内キャリアコンサルタントとして活動を開始。キャリア相談窓口の設置やSCDの導入を進め、従業員一人ひとりが自律的にキャリアを考えられる環境づくりに取り組む。今後は全国各地にキャリアコンサルタントを配置し、気軽に相談できる体制を整えるとともに、従業員同士がつながり、学び合える風土の醸成にも力を注いでいる。

小島 浩嗣(こじま・ひろし)
楠木新ゼミ第2期卒業生
外資系企業勤務の傍ら58歳で社会人大学院に入学。キャリアデザインやシニア雇用を中心に学び、修了後は経営学研究科後期博士課程に進学。その間60歳で定年再雇用を迎え、研究テーマをあらためて定年再雇用に絞り、「自分事」として研究を継続中。自分自身の経験とともに楠木ゼミでの50代から70代までのシニア層の同僚・先輩からの学びや刺激は研究に大いに活かされている。

後藤 浩(ごとう・ひろし)
楠木新ゼミ第3期卒業生
1991年に新卒で大手印刷会社に入社して以来、フォトグラファー、フォトディレクターとして撮影・企画・制作の分野で34年間勤め2025年春に独立。
昨年の春にキャリアコンサルタント資格を取得し、現在は、フォトグラファーとしての活動と並行して、多くの人にとってキャリアコンサルティングが身近なものになる道を探索中。

司会

吉田聡

吉田 聡(よしだ・さとし)
日本キャリア・カウンセリング学会 企業領域連携強化委員会 楠木新ゼミ事務局
信託銀行グループでバンキング、各種信託事業や内部監査の実務およびマネジメントに長年従事した後、定年後再雇用にて企業内大学の体制整備、eラーニングシステムの開発、キャリアコンサルティング制度の設立に携わる。再雇用満了後も専門嘱託として引き続きキャリアコンサルティングおよびセルフ・キャリアドックの体制高度化に取り組むほか、東京キャリア形成・リスキリング支援センターや他企業においてもキャリア支援活動を展開、セカンドキャリアをキャリアコンサルタントとして「行動」中。 国家資格キャリアコンサルタント、CDA(JCDA認定)、両立支援コーディネーター。

委員長挨拶

長久保 逸郎(ながくぼ・いつろう)
日本キャリア・カウンセリング学会理事