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研修会
2025-11-22 15:00-16:30

解決志向ブリーフセラピーのエッセンス ~発想を学び技法を活かす~

2025-06-14更新

解決志向ブリーフセラピーは、「問題」や「原因」に焦点をあてる従来の発想とは異なり、クライエントの望む「未来」や「解決」の状態、および「リソース(もっている力や資源)」や強み、また、うまくやれているとき(例外)に焦点を当て、それらを活かし発展させることで、解決をつくっていく画期的なカウンセリング手法です。シンプルで安全性が高く、効果性効率性に優れた未来志向の手法であることから、世界的に多領域で活用されています。解決志向ブリーフセラピーは、洗練された特徴的な技法をもち、それが実用面で強調されがちですが、大切なことはその発想の前提や対話姿勢にあります。
本研修では、技法を成立させている発想や基本姿勢をお伝えし、解決志向の対話技法を実践によりよく活かすためのエッセンスをつかんでいただくことを目指します。

講師

黒沢幸子

黒沢 幸子(くろさわ・さちこ)
目白大学 心理学部 特任教授
臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラー。KIDSカウンセリングシステム チーフ。現在、目白大学心理学部/同大学院心理学研究科 特任教授。上智大学・駒澤大学大学院ほか、兼任講師。日本ブリーフサイコセラピー学会理事、日本心理臨床学会理事、日本コミュニティ心理学会副会長。内閣官房依存症対策推進関係者会議委員等。幅広い臨床経験(教育・医療・産業等)を背景に、クライエントや組織、コミュニティを活かすリソース・未来志向を重視した臨床スタイルが持ち味。日本ブリーフサイコセラピー学会学会賞受賞。主著は『未来・解決志向のブリーフセラピーへの招待』、『森・黒沢のワークショップで学ぶ解決志向ブリーフセラピー』等。